クラウンジュエル中止危機?、サウジによる米WP記者殺害事件の余波で激しいバッシングを受けるWWE、議員からのコメント、選手達はどう感じている?

Photocredit : WWE

10/12のまとめ

 

どうなるサウジアラビア公演

グレーテスト・ロイヤルランブルの時点で「金に釣られて女性が出場できないような差別的地域で興行を打つのか」といった大きな批判を受けたサウジアラビア公演。そのようなバッシングを何とか避けようと、今回は近い日程で女子限定PPV”Evolution”を開催することを決定したものの、批判を逸らすのに十分とは言えませんでした。そんな中、WWEのサウジ進出により大きな打撃が…

 

今週火曜日、ワシントン・ポストに所属する記者であるジャマル・カショギがサウジアラビア領事館に行ったきり帰ってこないという事件が発生しました。そしてここ数日で彼が殺害されていたこと、一説によればその遺体がのこぎりでバラバラにされていたということがニューヨーク・ポストに掲載され、大きなヒートを巻き起こしています。
また、「この殺人事件はサウジアラビアの皇太子によって命じられたものである」との報道は一際多くの関心を集めています。(この辺りはCNNで詳しく報じられています。)

 

そう、今回WWEが新たに直面した問題は「サウジアラビアという国にアメリカの労働者が殺されたというのに、それから一か月もしない内に興行を打つというのか?」というバッシングです。ちなみに今回の件とWWE の動向を紐づけた記事はFOX等の多くのメジャーなメディアで報じられています。

11月2日に開催が予定されているクラウン・ジュエルにはブロック・レスナーやショーン・マイケルズ、ケインにアンダーテイカーといった多くのスター選手が登場します。つまり、もしWWEがクラウンジュエルの開催を諦めるようなことがあれば、クリエイティブチームは脚本の大幅なリメイクを強いられることとなります。

WWEはサウジとの10年間契約で年間450万$もの利益を上げています。そのため、WWEとしては当然破断にはしたくないのでしょうが…もしこのままサウジアラビア興行を続けていくならば、世間からの更なるバッシングは避けられないでしょう。

 

上記までが10/12に書いた記事だったのですが、10/13になった今、更に新たな情報が報じられています。

コネチカット州の上院議員であるクリス・マーフィーは「WWEが王国(※サウジアラビア)との関係を考え直してくれることを祈ってるよ、特にこの数週間で行う予定のイベントに関してはね。もし報道されている通りのことが起こっていたならそれは報道の自由への恥ずべき攻撃であり、アメリカそのものへの侮辱でもある。」と述べ、WWEにクラウンジュエルの中止を迫りました。

サウスカロライナ州上院議員のリンジー・グラハムもまた、「WWEはイベントを中止するべきだ」と発言したほか、ニュージャージー州のボブ・メネンデスは「民間企業は政府機関とは違うだろうが、リンダ・マクマホンは大統領顧問団の一員である。そのため、興行の開催が許されるかどうかはグレーゾーンだ」と発言。
一般市民からの世論だけでなく、議員達からも大きくバッシングを受けることになってしまいました。

 

また、選手達は前回同様、サウジアラビア公演について何か発言することは許されていないそうです。

オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば「バックステージの全員と喋った訳では無いが、やはり大多数の選手がサウジアラビアには行きたくないようだ。だがWWEオフィスやその株主は是非とも行ってくれと思っている」ということで、選手の意思とオフィスの意思がこれ以上ない程にすれ違っている状況だとか。

 

様々な外的要因から普通に考えれば中止になりそうなクラウンジュエルですが、WWEの強固な意志は開催に向けて邁進している…ようでしたが、ついにはWWEも興行が行われなかった場合のバックアップ・プランを考え始めたようです。
最終的にクラウンジュエルは開催されるのか、そしてサウジとの10年契約はどうなってしまうのか?注目です。

(F4W+wrestlingnewsco)


今日の私的1行ニュース

⚪ジェリクルーズ、FITE TVで配信される模様
⚪元Impactチェルシー・グリーンと元ROHパニッシュメント・マルティネスがWWEと契約
⚪Impactレスリングの放送時間が22時からに変更
⚪MMCにおけるケビン・オーエンズの代役はボビー・ルードに決定

 

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