
04/24のまとめ
女子選手とサウジアラビア
WWEはすべての女性従業員に対し、「グレーテスト・ロイヤルランブルPPVやサウジアラビアに関して、ネガティブなコメントは絶対にしないように」とかなり強い言葉で警告しているようです。否定的なコメントがメディアに燃料を与えることを気にしているようですが…箝口令はやり過ぎでは?
サウジアラビアは男女格差指数調査(2016,世界経済フォーラム)において144カ国中141位という結果を出した、女性の人権についてはまだまだ発展途上の国です。今年1月には史上初めて女性がスポーツ観戦を許されたことが話題となったほどであり、当然女子選手がレスリングを行うことなど現時点では不可能なこと。
この問題に関し、トリプルHがコメントしています。
「女子選手が出場できないことについて、皆が疑問に思っているのはわかる。だが、皆はそれぞれのカルチャーに違いがあることも理解すべきだ。その文化の一側面に同意しないだけで、文化そのもののの妥当性を否定するという意味にはならないのだから。
今回女性達は出場することができなかったが、一方で我々はこの問題について先方と協議することができた。願わくば数年以内には、彼女達と共にこの地を訪れたいと思っている。そしてそれはサウジアラビアにとっても非常に重要な文化的転換となるだろう。
他国や宗教の物事の捉え方に対し指図することはできないが、それでもやはりWWEはウィメンズレボリューションの最先端だ。
この国は今、転換期の真っ只中にいる。地位も権利も、社会での女性の扱われ方も、全てが変わりつつあるんだ。我々はそれを素晴らしいことだと認識しているし、その最前線をリードする未来を楽しみにしているよ」
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そんなGRR、前売りチケットが完売したようです。
また、WWEはブロック・レスナーvsロマン・レインズのユニバーサル王座戦の勝敗をまだ決めていないとの噂もあります。
なお、レスナーのマネージャーであるポール・ヘイマンはGRRに同行しないとのこと。レスナーの契約はここで終わることになるのでしょうか?
(prowrestlingcom+PWI)
ランディ・オートンの王座戦が破棄?
2週間前のスマックダウンにてUS王座への挑戦権を勝ち取ったランディ・オートン。次回PPVのバックラッシュにて王座戦を行うはずでしたが、何故かWWE公式サイトの決定カード一覧から消えてしまいました。
無理矢理理由を考えるとすれば、当時US王者だったジンダー・マハルがRAWへブランド移籍、タイトルをジェフ・ハーディーに明け渡した後にジェフ自身がSDに移籍…という特殊な経緯があったことでしょうか。しかし、だからと言って挑戦権の有無にまで変化があるのはおかしな話。ただオートン対マハルvsジェフ(※グレーテスト・ロイヤルランブルでのUS王座戦)の勝者と表記すれば済むことです。
同PPVのカードとして、RAW所属のセス・ロリンズvsSD所属のザ・ミズが組まれていることから考えても、オートンのタイトルマッチのみが無かったことにされてしまったようです。理由は未だ不明。
(dirtysheets)
今日の私的1行ニュース
〇女子タッグ王座がサマースラムにて新設される可能性
〇フリップ・ゴードンが今年のベストオブスーパージュニア(BOSJ)に参戦決定
〇ジョーイ・ジャネラもALL IN
〇ザック・ライダーが膝を負傷
〇エンツォ・アモーレが久々にSNSで発言
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