
19.07.14のまとめ
RAWリユニオンスペシャルの視聴者数は?
本日の話題は昨夜のRAWリユニオンスペシャルについてです。USAネットワークによって提案された同企画ですが、視聴者数の向上という当初の目的を果たすことはできたのでしょうか?
結論から言えば、RAWはここ11ヶ月で最高の視聴者数を獲得しました。3時間の平均視聴者数は309.3万人であり、これは先週の245.3万人という数値から26%の上昇にあたるそうです。リユニオン企画は大成功と言えるでしょうが、この勢いが次回以降にも持続されるかはマネジメントの腕の見せ所と言えるでしょう。
メディカルの許可が降りないホールオブフェイマー達
昨夜は多くのホールオブフェイマーが登場したこともあり、様々なセグメントが直前になって変更されていたそうです。
第一試合のウーソズ vs リバイバルの試合において、ウーソズのセコンドについたリキシはリバイバルとそのセコンドであるディーボン・ダッドリーに対してスティンクフェイスを繰り出す予定だったそうです。しかし直前に行われたWWEメディカルチームによる検査の結果、そのたった一つのムーブをする許可すら降りなかったとか。
更に、24/7王座を獲得したパット・パターソンとジェラルド・ブリスコはフィジカルな行為に一切許可が降りなかったそうです。そのためパターソン→ブリスコの王座移動を示すセグメントは既にパターソンが倒れた後から始まる映像になっていました。
また、ストーンコールド・スティーブオースチンがホストを務めたメインセグメントでは当然のようにリング上にビールが飛び交いました。
スコット・ホールは同セグメントが行われている間、リング内に入らないように頼まれていたそうです。ホールは様々な依存症に悩まされてきた過去があり、アンタビュース(※嫌酒薬)を服用していた時期もありました。
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もしも現在もアンタビュースが処方されていれば、酒の匂いを嗅ぐだけで体調を崩してしまいます。そのため、ホールはメインセグメントをタイムキーパーエリア、マイク・ロームの横に座って眺めていたそうです。
因みに映像を観る限りでは、リングにこそ上がったものの、アリシア・フォックスもビールを飲んではいませんでした。彼女は以前からアルコール依存症であることが報じられており、もしかすると治療中かもしれません。ところでアリシアは昨日の放送をもって引退発表とするつもりなのでしょうか?放送でも報道でも一切触れられずのままですが…?
ロリンズは感染症で欠場のリコシェの代役だった
現役選手絡みで唯一直前に変更されたのがDXのセグメント。DXがザ・クラブ改めザ・OCに立ち向かうセス・ロリンズの後押しをする…という内容のセグメントでしたが、ロリンズは実は”代役”だったそうです。
レスリングオブザーバーのデイヴ・メルツァーは以下のように述べています。
「リコシェは肘の感染症で欠場していた─つまり、ロリンズがAJスタイルズ達と演ったことは全て、本当はリコシェが行うはずのものだったんだ。
そのプランにポール・ヘイマンがかかわっていたかどうかはわからないが、リコシェはヘイマンのプロジェクトだ。昨夜のショーのビッグアイデアの一つが、リコシェがDXから歓迎され、ハグを受けるというものだった。彼ら(マネジメント)はリコシェこそが次のビッグスター候補だと考えているから」
これはリコシェからすれば惜しい欠場だったかもしれません。リコシェの病状や欠場期間は未だ明らかになっていません。
余談ですが、RAWリユニオンスペシャルの後、ホテルのバーではリック・フレアーが幹事となってゲスト達に酒やピザ等を振る舞っていたそうです。
(WOR+PWI+wrestlinginc)
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