
10/05のまとめ
NXTの放送時間が延長&国外展開?
WWE NXTはその莫大な資産力とインディー的感性に優れた運営により、世界中のプロレスファンに人気のあるブランドです。その素晴らしさはストーンコールド・スティーブ・オースチンが述べた「WWEの傘の下にありながら、ただのショースポーツではなく未だレスリングであり続けている」という言葉に如実に現れています。そんなNXTに様々な変革が…?
まず、現在WWEの社内ではNXTの通常放送を2時間に、テイクオーバーの時間を4時間ちょっとに延長させようという議論が活発化しているそうです。
理由はズバリ抱えているタレントの多さ。リリースしないままに新たな選手を迎え続けるパフォーマンスセンターはTVデビューを待つ選手達で溢れかえっており、それを何とか解消しようとこうしたアイデアが出てきたようです。
NXTはRAWやSDと違い、通常放送1時間・テイクオーバー(PPV)3時間と比較的短く、規則的に放送を行っています。特にテイクオーバーでは5試合というフォーマットの下、その殆どで素晴らしい試合を提供し続けている言わば”決め打ち”のような手法を高く評価しているファンは多くいます。
メインロースターのPPVはしばしば「長過ぎる」と批判されがちです。そのため、放送時間の延長は現在の方式を愛するファン達から否定的に捉えられてしまう可能性もあると思われます。
また、NXTは海外に基盤を広げていくことを改めて検討しているそうです。その計画の中には以前否定された海外パフォーマンスセンター設立の話も含まれているそうで、もし実現することがあれば「積極的なタレントの囲い込み」に拍車がかかることに繋がるかもしれません。
(wor+RSN)
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WWEはイギリス市場に失望している
最近、WWEはオーストラリアや中国等の人口が多い地域での興行に力を入れています。そうした施策の裏には、世界第三位の市場であるはずのイギリスの成長が思わしくないという背景があるようです。
様々な国で興行を行うWWE。中でもイギリスでは二度のUKトーナメントに加えて今年7月にはNXT UKというブランドを創立するなど、かなり力を入れている様子でした。また、イギリスはRAWやSmackDownが年に二度開催される珍しい国でもあります。
にもかかわらず、長年に渡ってイギリス国内でのWWE視聴率は10万人/週という低い水準で横ばいなのだそうです。
それどころか最近ではグッズ売上も下がってきているほか、ライブイベントの動員も十分ではないそうで、現在完売しているのは11月のRAWのみだとか。
要するに、WWEは他国とは違う投資を行っている割にそれ相応の利益を生み出さないイギリス市場に失望しているようです。現在予定されている興行数を減らす予定こそないものの、以前より噂されていたイギリスでのPPV開催などの予定は当然一切無いそうです。
(dirtysheet)
ベッキーリンチの社内評価
ヒールターン&スマックダウン女子王座を戴冠して以降、ヒールでありながらこれまで以上の支持を受けるようになったベッキー・リンチ。会社からの評価はどうなっているのでしょうか?
ビンス・マクマホンを含めた会社の上層部の人間は皆ベッキーの働きに満足しているそうです。
特にビンスはベッキーを「与えられたアイデアを工夫しながら実行し成功させた」例として起用するなど、彼女の現在の姿を非常に喜ばしく思っているようです。
自身のプロレスラーとしてのスキルを磨くためにベッキーの試合やプロモを観るよう指示された選手もいたそうで、とにかく会社側からの評価は絶大なようです。
(wrestlingnewsco)
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