
19.08.31のまとめ
2018年PWI500のトップ10は?
今年も年に一度、老舗プロレスメディアであるPWIによって決定されるPWI500の順位が発表されました。昨年同様、TOP10+αを寸評付きでお伝えします。なお、カッコ内の数字は昨年度の順位と今年度の順位の差を表しています。
1位:セス・ロリンズ (↑4) (2015年優勝)
2度目の優勝!ブロック・レスナー相手への勝利・ユニバーサル王座戴冠が大きく影響。妻であるベッキー・リンチとの絡みでTV露出がより増加したのも一因だと思われます。
因みにこれまでPWI500の首位を2度獲得したのはジョン・シナ、トリプルH、ストーンコールド・スティーブオースチン、ブレット・ハートの4人のみ。ロリンズはこのそうそうたる面々に仲間入りすることとなります。
2位:ダニエル・ブライアン (↑89) (2014年優勝)
昨年4月、レッスルマニア34にて脳震盪での長い欠場より復帰を果たす。今季はWWE王者にもなったほか、ローワンとのコンビでスマックダウンタッグ王座も獲得。申し分ない成果を上げた。
3位:AJスタイルズ (↓1) (2010年優勝)
これで6年連続トップ5入り!目立った功績としてはリコシェからのUS王座奪取、倶楽部(現OC)の再結成といったところが挙がるだろうが、大きな怪我もなく堅実に試合回数を伸ばしてきたところも評価対象か。
4位:コフィ・キングストン (↑78)
圧倒的大躍進。アリの負傷もあって運良く回ってきたチャンスを見事にモノにしWWE王座を獲得、万雷の喝采の中WM35を見事 #コフィマニアにしてみせた。現在4ヶ月という王座保持期間も評価対象だと思われる。
5位:オカダ・カズチカ (↓2) (2017年優勝)
これで4年連続のtop5入り。2年連続で順位が下がっているが、今期はIWGP王座非保持期間の長期化(比較的)も影響したか。それでも日本人選手の中ではトップであり、(WWEの試合数の関係から)日本の団体が不利になりがちな中で、新日本プロレスのアイコンとしての面子はしっかり保っている。
6位:ジョニー・ガルガノ (↑28)
自他共に認める”NXTの顔”。今年はNXT北米王座の獲得もさることながら、念願のNXTタイトルまで奪取している。好敵手であるアダム・コールとと共にNXTの未来を担っていくことが期待される。現在のNXTの話題性を考えると、今後NXT勢の順位はどんどん伸びていくのではないだろうか。
7位:ロマン・レインズ (→0) (2016年優勝)
今期は白血病による欠場期間が4ヶ月含まれているが、ある意味それも話題性として評価されているかもしれない。無事にリング復帰した後には、これまでと比べるとやや控え目な使い方をされているものの(おそらくブーイング防止のため)、毎週確実に出演を重ねている。
8位:ケニー・オメガ
(↓7)(2018年優勝)
昨年優勝のケニーはこの位置。順位低下は何と言っても年間試合数の少なさからだろう。他選手と比べると圧倒的に少ない露出にもかかわらず、AEWの話題性や期待感、これまでの興行のクオリティからこの順位だったものと思われる。ウィークリー放送が開始されれば順位も変わってくるのではないだろうか。
9位:棚橋弘至 (↑22)
1.4レッスルキングダム13でのIWGP戴冠や、バレットクラブに襲われるオカダを助けたことによるドリームタッグ結成などが評価対象か。本年のG1は負け越したが、コンスタントにキャリアを重ねている。
10位:ウィル・オスプレイ (↑2)
2019年に入ってからというもの、東京ドームでの飯伏幸太戦、BOSJ優勝、G1参戦など、多大なインパクトを残した。彼女のビーと共に日本に引っ越してくることをも発表しており、今後の活躍も期待される。
ちなみにTop20から、その他個人的に気になる選手は以下の通りでした。
12位:ジェイ・ホワイト
→近年珍しい純ヒールとして成長著しいジェイ。IWGP戴冠もあってかなり良い順位に
15位:コーディ・ローデス
→AEW副社長。ケニー同様露出は減ったが来年以降は化けるかも?
17位:飯伏幸太
→ついに新日本プロレスと契約を果たし、今年のG1を優勝。次期本隊エース候補か
18位:アダム・コール
→今をときめくアンディスピューテッド・エラのリーダー。現NXT王者で、ガルガノ同様今後の評価は鰻上りか
20位:ジョン・モクスリー
→AEW所属でG1出場を果たす。来年のドームにも出場予定である一方、10月からのAEWでもエースの一角を務める
昨年も書きましたが、PWI500は影響度や勝率なんていうよく分からない要素までを考慮対象にして決定されるランキングです。是非とも真っ直ぐに捉え過ぎず、会話ネタ程度に聞いて楽しみましょう!昨年(2018年)の結果はコチラ。
(PWI)
ジグラーとルードのタッグチーム結成の理由
今週RAWで行われたタッグチーム・ターモイルマッチに勝利したドルフ・ジグラー & ロバート・ルード組。それぞれしばらく見ないと思ったらいきなりタッグを組んで登場した2人に驚いた方も多いのではないでしょうか?
2人をタッグチームとする決定はRAWのエグゼクティブプロデューサーであるポール・ヘイマンによってなされたそうです。
ヘイマンは熱烈なルードの支持者だそうで、一度アンダーカードクラスまで下がってしまった彼の価値を再興させるためにジグラーと組ませたとか。
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また、ターモイルの勝者は次回PPV:クラッシュ・オブ・チャンピオンズでRAWタッグ王者のセス・ロリンズ & ブラウン・ストローマン組と闘うことになります。
WWEは「ストローマンの相手にはヘビーマシナリーは不適だ。リバイバルなら出来るかもしれないが、ジグラーもルードもストローマンとの働き方を完全に理解している。心配することは何もない」という考えから、ジグラー & ルード組を抜擢したようです。
それにしてもビンスにこそ好かれていないものの、トリプルHからもヘイマンからも支持を受けるルードは流石ですね…!
(WON)
今日の1行ニュース
〇G1の試合内容が評価されたランス・アーチャー、Beyondデビューが決定
〇何日か前のことですが、婚約関係にあったペイトン・ロイスとAEW所属ショーン・スピアーズ(元タイ・デリンジャー)が無事結婚
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