
07/18のまとめ
エクストリームルールズPPVメイン変更の理由
日曜に行われたエクストリーム・ルールズPPVにて、ロマン・レインズ vs ボビー・ラシュリーの試合はメインイベントに据えられる予定でした。しかしながら、実際にメインイベントとして起用されたのはドルフ・ジグラー vs セス・ロリンズのインターコンチネンタル王座戦。試合順が変更された理由は一体なんなのでしょうか?
決断の背景にはビンス・マクマホンの一声があったそうです。何でもレインズの試合をメインイベントにすることで、必要以上に観客からネガティブなリアクションを引き出してしまうことを避けようとしていたとか。
なおこの判断はショーの直前になされたそうです。
確かに、バックラッシュPPVのレインズ vs サモア・ジョーの試合における観客の反応を見ると、この判断は懸命だったかもしれません。(参考)
(WOR+PWI)
ジグラーvsロリンズを侮辱する観客達
現に今回のショーでは、メインイベント中にアイアンマンマッチの残り時間を毎回カウントして遊ぶ(ロイヤルランブルの入場時のマネ)客が多数いる等、観客の観戦態度はお世辞にも良いとは言い難いものでした。
▽それを揶揄するロリンズのツイート
10..9..8..7..6..5..4..3..2..1..
— Seth Rollins (@WWERollins) July 16, 2018
また、2人は試合中にレフェリーと意思疎通を取り、モニターに表示されていた残り時間を示す時計をアリーナ内から消し去りました。これは勿論観客のおふざけテンカウントチャントを止めさせるためです。
が、これにより事態は悪化。時計が無いので、観客は思い思いのタイミングでテンカウントチャントをするようになってしまいました。中にはスマホでWWEネットワークを観ながら正確にテンカウントチャントをする観客もいたとか…どうしてその熱意を試合に向けられないのか?
この時、スリーパーホールドを決めているジグラーが─試合の最中ではありますが─「時計があった時より酷くなったな」と文句を言っているのが本編動画でも確認できるとして話題となっています。
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ランダムに巻き起こるチャントにイライラした二人は結局時計をアリーナのスクリーンに再び映すよう指示を出しましたが、当然事態は何も変わらず。より一層うるさくなっただけでした。
先述のような理由でメインイベントが回ってきて、一生懸命に試合をして、その仕打ちがコレ。
今に始まったことではありませんが、本当に酷いことだと思います。素晴らしいお客さんの時もあれば、このように呆れた客の時もある─わかってはいるのですが、何ともやるせない想いになる事件でした。
(rumblingrumors)
負傷したケインの今後
先日お伝えした通り、本当に脚を負傷してしまったケイン。昨日のスマックダウンにも登場しませんでしたが、復帰はいつになるのでしょうか?
ケインは現在、出馬予定のテネシー州ノックス郡長選挙に向けて最終準備をしているそうです。そのため、負傷とは全く関係なく、しばらくWWEに戻ることは予定されていないとのこと。
ちなみに怪我の箇所はアキレス腱で、エクストリームルールズPPV直前のスマックダウンで負傷したそうです。
もしもケインが郡長に当選すれば、数年間に渡りWWEに登場しないかもしれません。
そもそも、選挙前にもかかわらずケインがWWEに復帰したのは9月で契約を打ち切る可能性があったダニエル・ブライアンのフェアウェル・ツアー(お別れツアー)の一環として、チーム・ヘルノーを復活させるという目的によるものでした。
結局ブライアンはWWE残留が濃厚なようですが、ヘルノーの再結成は確かに実現しました。つまり、ケインはもう無理にSDに登場する必要はないということです。
なお、ブライアンはこのままザ・ミズとの抗争に入り、サマースラムで決着戦を行う予定です。
(RSN+PWI)
今日の私的1行ニュース
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〇ハルク・ホーガンの復帰について マーク・ヘンリー「自分はいいが、バックステージの黒人選手達の反応は半々だった」 ニューデイ「我々は彼の復帰に全くの無関心で、何の感情も抱いていない」
〇サマースラムで行われるユニバーサルタイトルマッチは結局ブロック・レスナー vs ロマン・レインズに?
〇紫雷イオ、キース・リー、ディオナ・プラゾを初めとした豪華メンバーがパフォーマンスセンター入り
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