WWEの現役ライター達が語ったワイルドカードルールの問題点、真面目なデイナ、優しいワイアット…「責めるべきはビンスであってクリエイティブではない・ライター達は批判に傷ついてる」「団体内で最もストレスを感じているのはトリプルH」ほか

トリプルh NXT
Photocredit: WWE

WWE従業員達の不満・その他社内の裏話

昨今はほぼ連日お伝えすることになっている、WWE社内に渦巻くクリエイティブやビンス・マクマホンへの不満についてのニュースです。

 

そんな中、NXT選手を勝手に昇格させられる等、中々酷い扱いを受けるトリプルHは今社内で最もストレスを溜めている人物だと噂されています。

 

トリプルHとビンスは毎週ゴリラポジションで隣に座っていますが、目立った会話すら無いという話も。実際ハンターは現行WWEへの不満を綴ったファンのツイートに対し、いくつもの「いいね」を送っています。

 

PW Torchのウェイド・ケラーのポッドキャストにて、3人の現役WWEライターを友人に持つというゲストが語った”WWEのリアル”を箇条書きでまとめます。

 

〇ファンは誰一人として、WWEクリエイティブを責めるべきではないよ。彼らは信じられないほどクールで素晴らしいアイデアを持っているんだ。WWEの問題はライターのせいじゃない。全ての非難を受けるべきなのはビンスだ。

 

とあるライターは「我々は観客のためにプロモを書いている。その意識を忘れたことはただの一度もないよ。彼がいなければなあ」と語っていた。

 

〇毎夜バックステージで最もイライラしている人物はトリプルHだろう。彼はいつも選手─特にNXTの選手達の面倒を見たり、庇ったりしている。まるで彼らを慰めるかのようにね。

トリプルHだけでなく、実子であるシェインやステファニーもビンスと話し合おうとすることはあるが、全く上手くいかないそうだ。

 

〇問題のワイルドカードルール(※ブランド間で選手が行き来すること。このトンデモルールのせいでミッドカード帯選手達の登場頻度は更に下がった)が発表された日、朝の時点ではまだ台本にそんなルールは載ってなかったんだ。例にもよってギリギリでの決断だった。

 

〇似たような話だが、スーパースターシェイクアップは結局何週間にも渡って行われた。これは当然数ヶ月前に想定されていた形とは全く異なるものだ。WWEでは全ての物事が変化するんだ、ビンスが「変える」と決めたんだからな。

 

それ以外にも、ライター達が折角持ってきたアイデアも上手くいかない例は沢山ある。1週か2週もすればビンスが興味を失ってしまうからな。最近ではモジョ・ローリーなんかがいい例だ。

 

〇最近では従業員が大勢辞めたり、クビになったりもする。シェイクアップの後には、元々RAWとSmackdown Liveで分かれていたライティング・チームが統合されてしまい、結局両番組を1つの同じチームが担当することになってしまった。当然負担は大きくなるよ。

 

クリエイティブチームはRAWとSDを違うチームが担当することで、全く違ったコンセプトの番組にしていきたいと言っていたんだが…ビンスによってその意見は却下されてしまい、今がある。因みにライターの総数は37人で、その全てが2つの番組を担当している。

 

少なくとも自分と話したライター達は皆口を揃えて「本物のブランド分割があった頃は良かった」と語っている。

 

〇ビンスは誰からでもアドバイスを欲しがるんだ。だがそれをTVで用いることは絶対にない。ビンスの元に100回アイデアを持ち込めば、まず99回は日の目を見ることは無いだろうな。

 

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〇ビンスはNXTで何が起こっているのかは追いかけていない。”もしかすると”テイクオーバーくらいは観たことあるかもね。

 

〇ライター達は皆「ビンスはただWWEを観て仕事をしているだけで、現実世界で何が起こっているかなんて微塵も知らないんだ」と語っている。「それでもビンスがこの職から降りることはないだろう」とも。

 

〇デイナ・ブルックはここ3年間、非常に一生懸命働いている選手だ。彼女は早朝からパフォーマンスセンターに出向き、いつもリングの設営を手伝っては自身のスキルを高めるための練習を欠かさなかった。

彼女の努力を高く評価したクリエイティブは彼女にまつわる様々なアイデアをプッシュしていたそうだが、結局あのMITB出場までは何一つとして許可が降りなかったんだ。

 

〇「ここでの仕事が信じられないほど不幸だから」退職する直前のライターもいるが、多くのライターが「自分も直にクビになるんだ」という被害妄想に取り憑かれている。たった1人の人物のせいで、職場にはあまりにも有毒な雰囲気が立ち込めているそうだ。

 

〇ネヴィル(※現PAC)がビンスにブチギレた時、現場は凄まじい怒鳴り合いになった。そしてライター達が彼を見たのはそれが最後だったとか。彼らはいつもネヴィルを「共に働きやすい人物」として賞賛していた。

 

〇給料も良く、多くのライターにとって夢の仕事であるWWEでの勤務だが、次第にストレスがのしかかってくる。ライターだけでなく、タレントも大きな不満を抱いており、契約切れを待っている選手達も多い。

 

〇ライター達は様々なポッドキャストを聴くが、そこでファンが自分達をバッシングしているのを聞いてしまうことも多い。それが彼らの心を打ち砕いているんだ。

 

〇ビンスはアナウンサーがほんの小さなミスをしただけでもすぐに怒る。その怒りをアナウンサーのイヤホンに直接伝えるんだ。

 

〇サミ・ゼインのプロモだが、アレは最早サミが喋ってるとは到底言えないな。”サミ・ゼイン”の形を借りて、ビンス本人が話しているんだ。

 

〇以前、アンドラーデがちゃんとしたプッシュを求めてビンスの元を訪ねた際、ビンスは「まずはちょっとくらい英語でも覚えてから戻ってこい」と言った。彼は今英語のレッスンを受けていて、最近は少し話させてもらっている(※以前軽くお伝えしたくだりです)。

 

〇Firefly Fun House(ファイアフライ・ファン・ハウス)は全てブレイ・ワイアット本人のアイデアなんだ。ブレイは周囲から”本物の天才”と評されていて、よく他のレスラーのプロモを考えるのを手伝っている。彼はロッカールームでも最高の男の一人だよ。

 

〇リバイバルがウーソズに辱められるというアングルをビンスはとても面白がり、気に入っていたんだ。だからアレが放送されることになった。

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(From: Wade Keller’s Pro Wrestling Post-Show 19.05.14)

 

ワイアットはいい人エピソードしか出てきませんねこうして見るとやはり、問題の本質はビンスにあるように思えます。

 

最近では、WWEを辞めたジョン・モクスリーがビンスとの闘いの日々について語ったほか、ダスティン・ローデス(元ゴールダスト)がクリエイティブ面での問題として、暗にビンスの存在を指摘していました。

 

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