
今後2つの意味でプッシュが続くワイアット
ブレイ・ワイアットが変身した姿である “ザ・フィーンド”はビンス・マクマホンやマネジメント陣にかなり気に入られているようで、今後は長期に渡るプッシュが予想されています。
ただ一言でプッシュと言っても、この場合のプッシュには2種類あります。試合の勝敗にまつわるプッシュと、マーケティング的なプッシュです。
まずは試合の勝敗について。先日フィン・ベイラーを相手にサマースラムでのPPV再デビュー戦を勝利で終えたワイアットですが、暫くは無敗路線で行くようです。
なお、マネジメントはワイアットに「これから試合を行う際には必ずザ・フィーンドのマスクを着けるよう」指示したという話もあります。今後、ワイアットが生身(素顔)で試合することは暫く無いかもしれません。
次に商業面でのプッシュについて。WWEはそんなお気に入りのワイアットのグッズ販売にかなりの力を入れていくことを考えているそうです。
まず手始めにグッズ化されたのは、”フィーンドのホラーマスク・レプリカ”×2種と”ファイアフライ・ファンハウス(Firefly Fun House)のお友達×3種”でした。
ホラーマスクは、サマースラムの会場現地にて先行販売されていたようです。ブラッド・シェパード曰く、9月初旬にはWWEショップでも販売されるとのこと。
▽販売されるホラーマスク
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パペットとして販売されることが決定しているファンハウスのお友達はバザード(鳥)、ランブリング・ラビット(兎)、ボス(ビンス)の3種類。…ん?
そう、WWEはビンスのぬいぐるみをファンハウスの一員としてサラッと販売しようとしているのです。ファンハウスにビンスが登場した時はそのタイミングと「お前はWWEから逃れることは出来ないぞ!」等の尖ったコメントから、ジョン・モクスリーにまつわるこんな陰謀説もありましたが…。
とにかく、どこのサイトも「ビンスのぬいぐるみはかなりの売上を誇るんじゃないか」との見解を示しています。
また、そうした売上に期待できる要因の一つとして、昨日限定500個・39.99ドルで販売されたファイアフライ・ファンハウス・ボックスの存在が挙げられます。
同ボックスは販売開始から3時間以内に完売し、WWEが感謝の声明文を出していました。その後購入者の手によって低下を大きく上回る225ドル~でebayに複数出品されています。
転売自体は悪いことですが、ワイアットグッズにかなりの人気・需要があることを示す根拠の一つと言えるでしょう。
ちなみに、同ボックスの中身は①限定デザインのフィーンドTシャツ、②ワイアットのサイン入りウェルカムカード、③紙を切り取って遊ぶタイプのプレイセット(子供向け雑誌の付録みたいなもの)、④イラストやステッカー等といったものでした。
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