
19/06/14のまとめ
SSDの零れ話
WWEが先週サウジアラビアにて開催したスーパーショーダウンについての小ネタを2点お伝えします。
まずはチケット売れ行きに関してですが、会場には62,345席もの座席が用意されていたにもかかわらず、入場者数は21,000人前後に留まったそうです。レッスルマニア級の宣伝広告活動に対し、この結果は到底満足のいく成果とは言えないでしょう。
また、実況でも触れられていましたが、ショーの現場はかなりの”アツさ”だったそうです。それは勿論ファンの話ではなく、物理的な温度の話なのですが、その日の外気温は38℃、スタジアムの中心にあるリング付近では40℃近い気温になっていたそうです。ジェッダではここのところ、気温の上昇が問題となっていました。
そのままでは選手に脱水の危険があるということで、WWEは選手たちに経口補水液のようなものを配布したそうです。そしてその飲料がまた凄まじく不味く、選手たちは皆顔を顰めたとか。ただ、そうした対策が功を奏したのか、灼熱の環境下でも選手達は皆無事に仕事を終えることが出来たそうです。
(WOR+Fightful)
選手の引き止めに必死なWWEとステファニーの演説
最近、「WWEに所属する多くの選手が”外の世界”に興味を持ち始めている」といった旨の報道が度々なされています。デイヴ・メルツァー曰く「Double or Nothingの成功がすべてを変えた」とのことで、これまで以上に真剣に契約の終了日を待つ選手たちも多いとか。
そうした選手達の考えを受けてか、ステファニー・マクマホンはNXTのTV収録前にパフォーマンスセンターを訪れ、軽い決起集会のようなものを開きました。
そこでステファニーはWWEに所属していることの素晴らしさや大きなスクリーンをはじめとした舞台装置、SNS面での団体の強さ等を選手たちにプレゼンしたそうです。
WWEは現在、選手達に改めて「WWEを出ればキャリアは終わる」、「世界はWWEか無かの二者択一で、WWE所属ではないプロレスラーなんてお笑いだ」という刷り込みを行おうと躍起になっているそうです。
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選手達も昔はこれを信じていたそうですが、WWEを退団した選手達が皆自身の決断に満足し、幸せに生きているのを見て、そんな風に思える選手は殆どいないそうです。
また、先週には「インディペンデントでもNXTでもトップスターだったリコシェのメインロースター昇格後の扱いは多くの所属選手に退団について考えさせる契機となった」という報道もありました。選手流出はまだまだ続くことになるかもしれません。
(wrestlingnesco+WOR+bodyslamnet)
NXTクリエイティブチームも期待の次回テイクオーバー
NXTのクリエイティブチームは次回テイクオーバーであるTakeover: Torontoのカードにかなり期待を寄せており、皆ワクワクしているそうです。
wrestlevotesはその様子を「まるでトリプルHがこのショーに対し”ALL OUT(全力を尽く)”しているみたいだ」と喩えています。次回TOはAEW次期PPV”ALL OUT”の数週間前、8月10日に開催される予定です。
(wrestlevotes)
今日の私的1行ニュース
〇AEW次期PPVのAll Outでケニー・オメガ vs ジョン・モクスリーが正式決定
○セッション・モス・マルティナがNXT UKと契約…という噂を本人が否定
○元タイ・デリンジャーことショーン・スピアーズがAEWと正式に契約
○ジョーイ・ライアンと妻のローラ・ジェームズが離婚
○ラース・サリバンが膝を負傷欠場
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