[後編]AJスタイルズが語るTNAを辞めた理由、新日での思い出、アンギャロを連れての契約、倶楽部の今後

Photocredit: WWE
AJ出演ポッドキャストの後編。TNAを去った理由や新日本でのギャローズ&アンダーソンとの出会い、契約交渉の際各団体に2人もセットで契約してくれと言い続け見事契約を勝ち取ったものの、倶楽部をすぐに解散させられた話です。前編はコチラ

 

Chasing Glory With Lilian Garcia 03/05/18 w/ AJ Styles

 

TNAを去った理由

こんな状況でなお、俺は「TNAは自分のホームだ」と思っていたし、会社にも忠実だった。でも、その日まで長い間会社のために尽くしてきて、それで家族を養うための金額を貰うことも許されないというのは全く腑に落ちなかったんだ。俺が生み出すよりも安い額で見積もられた。それこそがTNAを去った理由だ(※2013年、著しい経営難に陥っていたTNAは前年比50~55%の額のオファーを出したと言われている)。
俺はそれまで間違ったことをしたことはなかったし、可能な限りベストな会社の代表でいようとしていた。そのために行った正しいことはいくらでも頭に浮かぶのだけど、彼らはそうは取らなかったみたいだ。そして俺は自分に賭けて、そこを去ったんだ。

 

新日の思い出

新日本プロレスに来て、自分が生き返るような心地がした。そこでカール・アンダーソンやルーク・ギャローズ、様々な人々に会って……そう、もちろんバレットクラブのことだ。俺達はある意味団体をいい方向に変えることが出来たんじゃないかな。俺だけのことを言ってるんじゃなくて、俺たち皆がそのために多くのことをこなしてきたと思う。

 

倶楽部としてのTNAとの復帰交渉、WWE

新日での仕事を終えてすぐ、実はTNAがすぐ連絡をよこした。「復帰を望むのなら、大量の金を払う準備がある」ってね。そこで俺は「一人では復帰しない、俺にはアンダーソンとギャローズが必要なんだ。彼らを共に来させたい」と告げた。その後は実際にディクシー・カーター(※当時のTNAオーナー)の家まで行って交渉した。
一方で…俺はWWEともほんの少し交渉していた。あまりよくわからないが、WWEは自分を連れ戻そうとはしなかった。WWEは巨大な企業だし、自分は世界で一番重要な選手というわけでもない。当然わかっている。彼らはAJスタイルズを必要としなかった。
だけど幸運なことに、HHHと初対面で30分にも及ぶ素晴らしい会談をすることができたんだ。「ああ、やった」と思ったし、実際一週間もしないうちに全てが上手く行き始めたんだ。

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ちょっと面白い話なんだけど、当時俺は「ヘイ、聞いてくれ。俺にはギャローズ&アンダーソンという二人がいるんだけど、WWEでも彼らとユニットを組みたいんだ」と言ったんだ。そうしたらWWEは「現時点ではあなた一人にしか興味はない」と。でも週も跨がない内に「いや、やはりあなた達全員が欲しい」という連絡が来て、「YES!」となった。
彼らに希望を与えて突き放すような真似はしたくなかった。だから彼らも一緒に来れることになったのが本当に嬉しくて…彼らが共に来てくれるかどうかというのは俺にとっては大きな違いなんだ。当時WWEにいたホットなグループの全てを俺達が打ち倒せたらなあと思ったよ。それに彼らはホームに戻る準備もできていた。彼らは日本で本当に長い時間を過ごしたからね。

 

倶楽部の唐突な解散と今後の展望

ルーク・ギャローズとカール・アンダーソン、彼らと本当に楽しい日々を過ごしたことは疑いようのない事実だ。だから倶楽部のTシャツが出た直後にユニットを解散させられた時は少し驚いた。俺は彼らに「心配するな、たった今倶楽部シャツを売り出したばかりじゃないか。今ユニットを解散させるわけがないだろ」と言っていたんだ。そして案の定会社は俺達のチームを解体した。
でも、全く、何の説明もなかったんだ。しかし俺に説明を求める権利があるか?結局理由は聞かなかった。WWEではよくあることだ。会社がWWEにとってのベストを考えての判断だろうし、俺もWWEがベストだと思うものになりたかったから尚更のこと。それに今俺がSDでやらせてもらっていることを考えると…どうして文句が言えよう?俺達のユニットが完全に存続していたなら、同じだけの成果を挙げることが出来ただろうか?だから俺はあの決定や結果に怒ることもできないんだ。
誰しもがもう少し長い間倶楽部を観ていたかったと願っただろうが、キャリアのどこかでは再び倶楽部に戻ろうとしている。みんなはそれを楽しみにしていてほしい。

 

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