ボビー・ルードが語るNXT入団のきっかけ、TNA時代と現在、グロリアスギミック誕生秘話

昨年12月に収録されたボビー・ルード出演ポッドキャストから八割ほど抜粋。これまでの彼の歴史や人柄が伝わるインタビューでした。この度のシェイクアップでついにRAWまで上り詰めたこと、本当にめでたい!

 

Sam Roberts Wrestling Podcast 12/21/17 w/Bobby Roode

 

NXT入団のきっかけとタイミング

俺は本当に素晴らしいタイミングでNXTに入ることができた。このビジネスではタイミングが全てだ。俺がWWEに来たのはドラフトの年で、NXTから多くのビッグネームがRAWやSDに昇格していった。だからNXTはタレントの穴埋めをする必要があったんだ。

サモア・ジョーと俺の間には長い歴史がある。俺達は互いのことは何でも知ってる仲だったんだ。彼の存在は俺にNXT行きの決断をさせるのに大きな要因となったし、その結果俺はジョーやオースチン・エイリースと共にNXTで働くだけでなく、シンスケ・ナカムラやフィン・ベイラーと対戦することにもなった。

そうこうしている間に、みんな昇格してしまい選手が少なくなったんだ。そこで俺はNXTの顔となる機会を得て、8ヶ月間もナカムラと抗争することができた。アメージングな経験だったよ。国中を旅して回り、ライブイベントで試合をする…とてもやりがいのある仕事だったな。

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グロリアスギミック誕生の秘密

NXTで試合デビューをする直前、幸運にも俺は偶然トリプルHと同席し、話をする機会があったんだ。そこで俺は自分のやりたいことを─具体的に言うとローブを着たいとか─伝えることができた。
そしてその後、トリプルHとマイケル・ヘイズが曲を見繕ってくれたんだ。

(※あの”グロリアス”のテーマは実は初めから俺のものだったわけではないんだ。あれはナカムラに宛てがわれたものだったんだが、彼はお気に召さず現在のテーマを選んだそうだ。

デビュー時のテレビテーピングの直前、トリプルHがやってきて「ここにとある曲がある。この曲は今よりほんの少しお前のキャラクターに合うと思うんだが…どうだ、聞いてみないか?」と言った。
結局その曲を採用したワケだが、内心「この曲は本当にクソになるか大当たりするかの二極だな…」なんて考えていた。今思えば愚かなことだ、何たってその曲はグレートどころかグロリアスだったのだから。

つまりこのエントランスは完全に贈り物だったわけだ。この業界では誰もがエントランスについて語るし、そのエントランスは楽曲がなければ成り立たないのだから。)(ここだけESPNインタビューより)

 

NXTからスマックダウンへ

それまでいつもフルセイルでやっていたことを毎週火曜に12,000~15,000人くらいの人々の前でパフォーマンスしなければならなくなる。昇格とはそういうことだ。
NXTで自分が何をしてこようと、ひとたび昇格してしまえば全く違う”勝負”であることはわかっていた─有り体に言えば、新しい観客ということだ。

NXT TAKEOVERの観客は本当に素晴らしい。テイクオーバーに出れば観客達は騒々しいだろうけれど、どういうわけかその次の日のショーは昨日ほど賑やかでないかもしれない。そこには自分をフォローしてくれるようなNXTの観客もいるかもしれないが、初めは大多数がボビー・ルードのことなんて知らないだろう。これこそが違いであり、俺達は皆、昇格後に自分自身を再確立しなければならないんだ。ほとんどゼロからのスタートのようなものだよ。

俺は割と物事をいい方に考えがちだが、すぐにタイトル戦線に絡むなんて本当に現実的じゃない話だな。20年前の俺ならそうなったかもしれないが…今はスマックダウンの一員であり、それは特別なことなんだ。1年半に渡るNXT時代を経て、俺はただそこにいることの意味を知った。インディーの選手達がどれだけ努力してこの究極のゴールを目指すのかも俺は知っている。ここで与えられる全てのことを当たり前だと思ったりしないさ。

 

理想と現実(TNA)のギャップ、そして

他の会社で共に働いていた、周りの選手達はみんな(自分の退団欲求に)気付いていたんじゃないかな、不吉な兆候が見えてただろうから。俺は自分のキャリアに一点の後悔もないし、とても良く扱われてきたと自負している。でも、12年間もひとつの会社に所属していて、そこでやれることは全てやりきったんじゃないか?と思うようになったんだ。

俺はよくやっていた。家族もしっかりサポートして、文句一つ言わなかった。でも、いつだってひとつの疑問が頭を回り続けた。
週に6日働いて、2ヶ月の休暇をとる。その内会社から復帰の要請が来て、週に7日─何なら1日2回も働き、その後また3ヶ月休む。それは俺がこの業界でやりたかったこととは遠くかけ離れたことだった。
俺がこの業界に足を踏み入れたのは、ロードに行き、観客達の前でライブイベントをこなし、テレビに映り、数日だけ帰宅して、またロードに戻る…そんな生活がしたかったからだ。それこそが俺の求めるスケジュールであり、この業界に入った理由だった。

その会社で働く内に、俺はいつだって愛し続けていたこの業界へのパッションを失い始め、これ以上愛情を注ぐことができなくなっていた。そして俺は家に帰り、「もし俺が今でもレスリングを愛しているなら、俺は何をしたいんだろう?」と考え始めたんだ。幸運にも、そこで俺はNXTというチャンスを得た。それは本当に格別の経験だったよ。

 

レスラーとしての残りの年数

40代にはなったが、今は身体的にも精神的にも素晴らしく快調なんだ。レスリングへの情熱も取り戻したし、スマックダウンの一員でいることが大好きだ。だから自分からタイムリミットを設けるようなことはしない。
ハルク・ホーガンやランディ・サベージを見ろ。彼らは決して若くないが、とんでもないスターだろ?つまり年齢じゃない、ただ助けになる経験だけがモノを言うんだ。これがこのビジネスの美しいところだよ。

ただ、その時が来た暁には…WWEに残って若い選手達にアドバイスを与える仕事が出来るといいな。もしくはブロデューサーになりたい。

 

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