ジグラーが語る、門番としての自身の役割と不満

E&C’s Pod Of Awesomeness w/Dolph Ziggler 17.12.01                                      

 

俺は大男じゃない。他の世界ではキャディーかチアリーダーとして1年半くらい働いてクビになってたかもな。ポジティブに見れば、”俺はここで12年間もほぼ毎週テレビに出てるんだ”ということになるが、それは俺にとって辞めてはいけない、そして常に無視され続けなければいけないという負担になっていたんだ。

 

最近気付いたことだが、トリガーを引かれないままに数年を過ごせば8歳の子供でも”ああ、この人はこういう役なんだな”とわかる。俺がライブイベントに入場してくると、10歳の子供は”お前が負けるんだろ?知ってるぞ”という顔で、実際負けると”はあ、クソだ”となる。これが40にもなる男の役目だ。

”これから 何が起こるか知っている。大丈夫だ。彼らは今でも自分をショーに起用してくれるし、自分はまだ客を楽しませることもできている”。だが実際こんな役を務めることになった時、そして……そうではなかった頃を懐かしんだ時、それは負担となるんだよ。

 

今の自分の役目はゲートキーパーだ。ここ半年から1年を見ればわかる通り、NXTから上がってきた、世界王座挑戦も視野に入れた期待を背負った選手の前に立ちはだかり、より強く見せるのが俺の仕事だ。
だが、彼らが昇格してくるより前に俺が8ヶ月間連続で負け続けていたなら、彼らは最早俺に背中を押してもらう必要はないだろ?だからそれはもう俺の役割ではないように思うんだ。何かしらを変えるか、ここから消えるか…そのどちらかだな。

 

これまでこの話をボスにする機会が何度かあった。”自分は決して勝たないことでキャリアを作っている。これは凄いことだ”とか”自分は干し草の中から針を探すような確率でも、ルーレットを当てる確率でもなく、コンスタントに勝てる人間であるということを見せる必要がある。さもないとこれまでの全ての栄誉も失ってしまう”とかね。

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俺がチャンピオンでない事が憎い。俺の為のショーでない事が嫌だ。業界にいる人間なら誰しもが思う事だ。”オープニングアクターとして10年働いて大金を得たいんだ”、それならそれでいいさ。だがバックステージには、”ベストな選手になりたい。WMのメインイベントに立ちたい。ショーを自分のためのものにしたい”と言う奴が無数にいる。そういう意識は持つべきだが、俺はここに長くいて実情を知っているだけに、だからこそ今の自分のポジションが許せない。

俺は自分自身がもっといいポジションにいるべきだと思うが、それはみんなそう思っているだろうな。だが俺は他の皆と違い長い間それを証明してきた。たとえ”悪いな、お前は他の従業員から恨みを買ってるから”や”お前は誰とでもどこかのメインイベントのような試合をする、ショーンマイケルズのような奴だ”と言われてもだ。それは悪いことではないが、時々マイナスに働くこともあるさ。

俺はショービジネスを愛しているよ。俺は近いうちに、ここを出て自分の好きなことをやるか、ここで違う役割を見つけるかどうかを決断しなければいけない。

 

確かにゲートキーパーは素晴らしい役割だがそれは正直俺のためのものではない。今、2日に1回は会社のドアを叩き(違う役割について)要求しているから、極々近いうちにこれから何が起こるかを見ることが出来るだろうな。
でも俺は本当にこの仕事が好きで…ただ1段高いレベルで行いたいだけなんだ。自分を一段階上に置くという方法で、会社が自分の味方でいてくれているのかどうかを測りたいんだ。もしそうしてくれるなら、俺はちゃんと会社にお返しをするし、別のレベルで頑張るよ。

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