
AEW DoNでコーディとの試合に至るまでの抗争について
ダスティン・ローデス(元ゴールダスト)「まずは無事に終えることができて嬉しい。私は大泣きしていたし、コーディも泣いていた。それどころかそこら中の観客達も泣いていたよ。
彼がリングに戻ってきた時、何をするつもりなのか本当に知らなかった。私としては「いいからもう引退させてほしい。ここにブーツを置いて、お別れを言わせてほしい」といった心情だった。私は本当に疲れていた。彼はアティテュードエラを葬ったんだ。でも私は今もこうしてここにいる。
そしてその後、彼は私にパートナーになってほしいと言ってくれた。電気が走ったような心地だった。疑いようもなく、人生最高の日だった。
観客からの反応
観客達が「ダスティ」とファーストネームでチャントを始めた時、そこで何も出来なかったかもしれない、グチャグチャになったこともあったかもしれないけれど、何一つ間違ったことはしてこなかったように思えた。
これが物語の決定的なシーンであることを我々皆が知っていた。そして、実際私達は可能な限り最高のストーリーを伝えられたと思っている。それが観客達にとって、コーディにとって良いものであったことを祈るよ。
AEWには本当に期待している。彼らはこれから世界征服に乗り出そうとしているんだから、ビンス・マクマホンは気をつけた方がいいぞ。
一夜明け、ダスティンが考えるWWE社内の反応は?
6年ぶりにWWEから脱獄を果たした。WWEの外にも世界があることを、全ての人に新しい人生があることを知れて、嬉しく思っているよ。彼ら(WWE社員達)も「わあ、この監獄の外にも本当に世界はあるんだ」と思ったんじゃないかな。
実際昨日は30人ほどのWWEの従業員からメールを貰った。「オーマイゴッド、信じられない!凄いよ!素晴らしいショーだった」ってね。だから彼らはショーを観ていたんだろう。
昨夜は皆がショーを観てくれた。「自分は観ない」と言った奴も、もし彼らがレスリングファンであるなら、その発言の殆どが嘘だろうな。
ただボスが…ハンターやビンス・マクマホン、ステファニーがショーを観てくれたかどうかはわからない(※実際に観ていたそう)。それでも本社の職員達の中には確かにショーを目撃した人がいた。
WWEではないどこかが脚光を浴びることで、「WWEの外にも輝く世界が存在する」と示すことができていい気分だ。昨夜は魔法のような夜だったよ。」
(STARRCAST w/ Dustin Rhodes 05.26.19)
トリプルH風の王座を破壊した件について
コーディ「OK、そもそも俺はああいった形の入場に本心から憧れを持っているんだ。レッスルマニア30でのハンターの入場はクールだったよ。あの王座が彼の支配を象徴しているようだった。
そこで俺はゲームを始めてみたかったんだ。俺達は誰も”競合”とは言わないが、実際はその通りだ。それに加えて俺は副社長という、愛する役職についても知ってもらいたかった。でもまず第一に、俺はプロレスラーになりたかった。
素晴らしかったよ。今夜俺達は成し遂げた。ジェラルド・ブリスコがやり方を覚えるのに数年かかったショーを、トニーはファーストトライでやり切った。
お陰で俺達はいつも役員としての働きを求められていたわけではなかった。会場に出て、何よりもレスラーであることに専念できたんだ。だからアレはトリプルHそのものを非難するというよりは…俺は彼のように副社長という役割だけに没入することはできないということへのパフォーマンスだ。レスラーとしての俺もまだまだ終わってない。
みんなが「ケニーが最高」、「クリスがベストだ」、そして今なら「ジョン・モクスリーこそ一番だ」なんて考えてることは知っているよ。俺はいつも俺もそこに入れるのか?次のステップは?なんて考えてる。わかるか?今日俺は背水の陣を敷いた。もう戻ることは出来ないが、上等だ。」
(Media scrum w/ Cody Rhodes 05.25.19)
◇
sponsored link