オカダが語る世界トップ3の選手、ケニーについて、レスラーになりたいと思った時と憧れた人、米興行について

ケニーと4度目の死闘を迎えることとなるDOMINIONが今週末に迫る中、こんなインタビューを見つけたので訳してみました。
彼の思想や成り立ち、今後の展望等が聞ける、まとまったインタビューです。

 

Sports Illustrated w/ Kazuchika Okada 06/01/18

 

IWGPヘビー級チャンピオンのカズチカ・オカダは新日本プロレスの顔である。
彼は今も歴史的なタイトルランの真っ最中にいる。今世紀、彼はチャンピオンとして711日という数字と共にそこに君臨し続けている。比較するならば、WWEでそれだけ長くベルトを巻いたのは1988年2月にアンドレ・ザ・ジャイアントにベルトを落としたハルク・ホーガンくらいのものだ。

 

オカダの次の防衛戦は一週間後の6月9日、DOMINION大阪城ホール大会に行われる。そこで彼は驚異的な男、ケニー・オメガを相手にすることとなる。今度の試合は2人のスターにとって4度目─それぞれが1勝ずつしており、60分にも渡る死闘の末に決着がつかなかった試合もあった。

 

北米でも人気急上昇中の30歳のメガスターが、通訳を通じ彼のタイトルラン、オメガによって与えられる課題、彼の行く先に待ち構えるものについて語った。

 

これまでにもIWGP王座を戴冠したレジェンドは多くいましたが、それらと比べてなお貴方の政権は比類なきものでした。自身のタイトルランをどう評価していますか?

ここまで来るのにとんでもない時間がかかってしまいましたね。僕は信じられないようなタフな試合をしてきたけれど、そのおかげでIWGP王座に相応しい試合レベルと、このベルトこそがプロレス界の頂点であるワケを示すことができたのではないかな、と思います。

 

貴方の経歴に汚点なんて滅多にありませんが、ケニー・オメガ選手はそんな貴方が相手の試合でさえも1勝1敗1分となっていますね。一体何がオメガ選手をここまで 優れた対戦相手にさせているのでしょうか?

ケニーはタフで、強くて、素晴らしい選手です。まあ、これらのことは言うまでもなく明白だと思いますが…。
新日本プロレスワールドの力もあり、彼と僕の試合は世界中で多くのファンを獲得することができました。世界中のファンは彼がピンを取られるところを見たがっているんだから、信じられないようなことですよ。

 

貴方が幼い頃、憧れた選手は誰ですか?また、その人が現在の貴方に与えた影響は?

誰かに憧れたとは言えませんね。僕が子供の頃、業界には頑丈な選手達が沢山いたけれど、とてもクールとは呼べなかった。
強いて言うなら、その頃のタフさに影響を受けているかも知れません。タフさをクールなスタイルと、入場と、ギアと組み合わせて…フェラーリを乗り回すという(笑)

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プロレスでキャリアを築いていきたいと思ったのはいつ頃のことですか?

14の頃ですね。中学を出る頃には、プロレスラーになりたいという願望以外は無くなっていました。高校に行く理由も無かったし。
15歳の時から、この世界こそが俺の知る世界の全てなんです。

 

ご自身を除いて、現在現役で活躍している選手のトップ3は誰ですか?

ケニー、内藤さん、オスプレイです。
自分のことはさておき、彼ら3人が新日本プロレスを世界一の団体にしていると思います。

 

甥が癌であると診断された後、貴方は子供たちの癌と戦うための基金、”レインメーカー基金”を設立されましたね。これはとても個人的な問題を原因として作られたものです。貴方はこれらの経験から何を学びましたか?

僕達はこれで多くの資金を集めました。
プロアスリートとして、その地位をベストな方法で用い、このようなことを行うのは考えるまでもないことだと思います。

 

プロレスリングキャリアでの”ゴール”は何ですか?

“ゴール”、言わば”終着点”ですね。
自分にとっての終着点は、「レスリングに興味がなくなった時」です。その時までは、今まで通りのことを続けていきたいと思います。

 

新日本プロレスはアメリカでの人気を伸ばし続けており、7月にもサンフランシスコでAXS TVライブショーを開催します。新日本プロレスの看板を背負いながら世界を旅することで、特に楽しんでいることは何ですか?

新日本プロレスで僕達が何をやっているかなんて微塵も知らない人々にショーを見せられることは素晴らしいと思います。それに、そこには僕達のことを知っているけれど、ニュージャパンライブを見たことがない人もいますから。
新たな観客を増やし続け、その観客達に新日本がどれだけスゴいものなのかを見せていきたいですね。

 

DOMINIONでのオメガ選手との試合において、ファンは何を期待したらいいでしょうか?

「レスリングを素晴らしくさせている何か」そのものを見ることができると思います。1年前、俺とケニーは60分闘っても雌雄を決することはできなかった。だから今回は、時間制限無しの三本勝負だ。
世界中の人々がプロレスがどれだけ素晴らしく、タフで、魅力的なものになれるかを目の当たりにすることになるでしょう。そしてあなたは間違いなく、それを生で目撃したくなるはずです。

 

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